家づくりのこだわり
20.05.05
こんにちは、サンオウホームです!
以前、サンオウホームが採用している「プレウォール工法」についてご紹介しました。
『健康で快適に暮らせる家づくり』
「もっと詳しく知りたい!」というお声もあったので、今日はもう一歩踏み込んで、仕組みや特徴をご紹介したいと思います。
「プレウォール工法」は、昔ながらの日本家屋で使われている「在来工法」に、2×4のパネル工法を融合させた「軸組パネル工法」です。
自然災害や北陸の気候にも負けない次の3つの性能を兼ね備えた、「長期持続可能型耐震構造」を実現しています。
<3つの性能>
●耐震性・制震性
●断熱・省エネ性
●耐久性
サンオウホームでは、これまでさまざまな施工法を見てきました。
しかし、断熱性能は高いが耐震性が低いもの、製品はよくてもコストがかかるものなど、なかなか理想とする「安全性」「省エネ性」「コストバランス」に優れた工法が見つかりませんでした。
そんな中出会ったのが、この「プレウォール工法」です。
これなら、自社の施工体制と掛け合わせれば、さらにお客さまに自信を持ってご提案できる!と感じました。
このプレウォール工法を開発したのは、射水市に本社を置く「株式会社ウッドリンク」さんです!
3つの性能の中でも、特に注目したのが「断熱・省エネ性」。
プレウォール工法では、世界最高レベルの高性能断熱材「フェノールフォーム」を使用し、高い断熱性能と気密性能を実現しています。
なんと、一般的に使用されている断熱材に比べて、約2倍もの断熱効果を発揮!
これで家全体をすっぽり包むのですから、1年を通して室内の温度変化は少なく、省エネや光熱費の節約につながります。
フェノールフォームのもう一つの特徴は、「湿気を通さない」ことです。
よく見かける繊維系断熱材とは違い、吸水性の心配がありません。
そのため、壁の中は常にカラカラの乾燥状態。
しかも、工場生産される高品質な壁パネルは、隙間なくきっちりフェノールフォームをはめ込んでいるため、高い気密性能を誇り内部結露を発生させません。
内部結露は、白アリの発生や木材のカビ・腐敗の元となるため、内部結露を防ぐ=家を長持ちさせる「耐久性」を高めてくれるのです。
夏は涼しく、冬は暖かく—
北陸の厳しい気候の中で、1年中快適で健康に暮らすにはどうしたらよいのか?を追求した結果、この高品質パネルが生まれたのかもしれませんね。
さて次回は、プレウォール工法の耐震・制震性能についてご紹介します。