家づくりのこだわり
20.08.13
こんにちは、サンオウホームです!
今回のテーマは、家の「基礎」。
家づくりでは、デザインや間取りが注目されやすいですが、何事も『基礎が大事』と言われるように、安心して長く暮らすための「基礎」や「構造」も重要です。
「基礎」とは、地面と建物のつなぎ部分のことで、建物を支える土台です。
この土台がしっかりしてこそ、家が傾かずに丈夫で長持ちします。
*サンオウホームの家づくり構造については、以前のブログ記事『プレウォール工法』をご覧ください。
(https://www.sanouhome.jp/blog/post_28.html)
(https://www.sanouhome.jp/blog/post_30.html)
基礎工事にはいくつか工法がありますが、サンオウホームでは多くの住宅でも使われている「ベタ基礎」を採用しています。
ベタ基礎は、建物の底一面を鉄筋コンクリートの基礎で支える工法で、安定性が高く、地震の揺れや不同沈下(建物が不均等に傾いていくこと)にも強いのが特徴です。
また、地面から上がってくる湿気や白アリを防いで、建物の品質を長く保ってくれます。
住宅施工で最も重要なのは、業者任せにせずに徹底した施工管理を行うこと。
「見えない場所こそしっかりと施工する」サンオウホームは、厳格な施工管理体制を遂行しています。
鉄筋棒の組み方は、均一であればあるほど強度が上がります。
お客さまの目が届かない場所だからこそ、しっかりと施工されているかを入念にチェックしながら進めていきます。
基礎工事は、鉄筋を組む業者、コンクリートをひく業者などさまざまな業者が分業して仕上げていくので、他の業者が施工した場所にずれや見落としがあったとしても、業者は直せません。
しかし、これをないがしろにして作業を進めてしまったら、もう直すことができません。
ここで重要なのが、現場管理の仕事。
現場監督が、厳しい目で品質をチェックし、業者に明確な指示を伝えることがポイントになります。
サンオウホームでは、全てが美しくしっかり施工されているかを、細部まで入念に調べて進行しています。
例えば、
・湿気が回らないようにひく防湿シートが、破れずにきちんと張られているか?
・鉄筋が法令既定の寸法で配列し、しっかり結束されているか?
・基礎の中に、落ち葉やごみなどの不要なものが混じっていないか?
など、基礎工事だけでも、チェック項目はまだまだたくさんあります。
それらをしっかり目視確認し、是正箇所があればすぐに修正します。
これらは、当たり前のことだと思っています。
サンオウホームは、業者と細かい連携を図ってこまめに現場を巡回し、全ての工程を徹底的にチェックしています。
時には、重要な施工箇所だけに限らず、より安心できる質の高い施工を思考して施すことも少なくありません(笑)
同じベタ基礎工事でも、これらができているかいないかで強度や安全性能は大きく変わってくるのです。
もし、内見会やモデルハウスで実際の家を見る機会があれば、外観やデザインばかりに気を取られず、「構造」や「基礎」にも注目しましょう。
基礎工事についての説明パネルが設置されていることが多いので、確認し、営業担当者がいる場合は質問をしてみてください。
しっかりとした詳しい回答が返ってくれば、基礎工事にも力を入れている証拠です。
会社によっては、業者任せで現場管理がゆるい場合もあるので、専門的で難しい部分ではありますが、ご契約前に忘れずに確認しておきましょう。