サンオウホームについて
20.12.15
こんにちは、サンオウホームです!
家づくりが始まると、「図面を見るのが楽しみ♪」という方も多いと思います。
しかし、図面を見るのが初めての方にとっては、どのように見たらよいのか、どんなところに注意して見たらよいのか悩むかもしれません。
図面を渡されたときに、まず確認しておきたいことが次の4点です。
1.「尺貫法(尺モジュール)」、「メーターモジュール」のどちらで書かれている図面か?
2.部屋の間取り、大きさ、天井の高さがイメージ通りか?
3.知らない専門用語は質問する。(LDKのような略語になっているものも多い)
4.長さは「芯寸法」で書かれている。
2については、みなさんが熱心に見るポイントだと思いますが、1や4のような専門的なことは見落としがちです。
「モジュール」とは、建築物の設計や建築部材に用いる基準寸法の単位のこと。
「1m=1000mm」に対し、「1尺=303mm」なので、同じ「1」でも長さが異なります。
そのため、どちらのモジュールを採用して設計しているかによって、完成した時の広さが大きく違ってきます。
そして、図面に書かれた寸法は、「柱の中心(芯)~中心」までの長さ(「芯寸法」)で表記されます。
壁~壁までの長さではないので注意しておきましょう。
ちなみに、サンオウホームでは、日本で昔から使用されている「尺貫法(尺モジュール)」を用いて設計しています。
尺貫法のほうがメジャーかつ、建築資材も尺貫法に合わせた製品が多いので、無駄なく使うことができて建築費も抑えられます。
これらのポイントは、完成後に後悔してしまう原因につながりやすいので、知っておくとよいですね。
「難しいことは、設計士に任せておけばいいや」ではなく、この機会にご自身でも知識を身に付けておくと、より家づくりが楽しくなりますよ♪
また、お客さまの中には、「図面=間取りを見るもの」と思っていらっしゃる場合も多いのですが、「図面は間取りを確認するだけのものではない」ということも覚えておいてほしいポイントです。
サンオウホームでは、図面をお渡しするときに「仕様書」もお渡しして、細かな点まで詳しくご説明しながらご提案・プランニングを進めていきます。
仕様書は、構造や内装・外壁に使う素材、使用する設備の品番などについてまとめた書類のこと。
動線計画や照明計画、扉の使い勝手、クロスや木材の色・雰囲気など、図面を見ながら、よりリアルな生活を描いていきましょう。
平面だとなかなかイメージが湧きづらいという場合は、立体図(パース)を書いてお話を進めることも。
図面でわからないことがあれば、設計士にどんどん質問してくださいね!